私は、この飲食帳票屋に訪れる方々の、ご意見に真摯に応えていきたい。
これも、オヤタケのブログポリシーの1つだ。

お問い合わせで「フランチャイズに加盟したが、お店を分析する管理帳票どころか、
売上分析する帳票もなく困っていました」というご意見を頂いたことがある。
勿論、管理帳票や分析ソフトを、揃えているフランチャイズも大いに存在する。
ここだけの話だが、「飲食売上マネジメント帳票」をご使用いただいている
フランチャイズ本部も、数える程度だが存在する。
どちらにせよ、フランチャイズに加盟したのであれば、本部が進めるものを使うべきだ。

というより、飲食売上マネジメント帳票は、どんな他社製品とも併用できる。
それは、自ずとご理解いただけるはずなので、ここではそのうんちくは避ける。


今回のテーマは、フランチャイズに加盟する方向けの内容で、
飲食帳票屋の方向性とは少しずれているかもしれない。
しかし、起業する前に考えていただきたいことや、企業の分析の仕方、
自店を客観視する仕方まで、同じように考えることができる内容となっている。

少しずつ、時間がある時に読み進めていただければ、必ずお役に立てるはずだ。
なぜなら、これまで多くのフランチャイズの話を聴き、店舗視察し、
無駄足3年踏んできた経験者だからだ。

それでは、「無駄足だった」と否定しないように、
これまでの経験を余すことなくお伝えしたい。

 

なぜフランチャイズに加盟するのか?

「投資目的にとか、簡単に起業できるから、味やお店の雰囲気が良かったから」と
安易な気持ちで加盟するのは自殺行為である。
思い描いていたものと全く違っていた、と言うことはよくある話。
このメゾットは、その様にならない為の処方箋である。

まずは加盟の云々の前に、自分を知ることが第一ステージだ。
なぜなら、どんなに優れたフランチャイズ本部でも、
あなたの意志のない所では機能しないからだ。
フランチャイズ本部に出向く前に、まず自分の気持ちを確かめよう。

とは言っても、この2つだけ抑えて頂ければ、視野は広がるはずである。

①自分が楽しいと思えるか、楽しめるか
②その事業を通して、遣り甲斐生き甲斐、社会貢献を感じる事ができるか

え~これだけでいいの?と思われるかもしれないが、答えを出すのは結構難しい。
一度、自分を見つめ直すと、奥が深いことをご理解頂けるはずだ。
その先に、自分の「ポリシー」が見えてくれば、自己分析の時間は終わりである

次のステージへ進む前に、片付けておきたい項目がある。
起業する方法はいくつも存在するが、何故、フランチャイズなのかという「問」である。
その理由を知り、リスクを極限まで抑え、フランチャイズの恩恵を享受していただきたい。
ここで、フランチャイズ加盟のメリット&デメリットを簡潔にまとめてみた。

■フランチャイズ加盟のメリット

 ➡ 銀行融資はおりやすい。

 ➡ 独自開業に比べて危険度が低い

 ➡ 自分のお店の販促、営業活動に専念できる

 ➡ 価格メリットによる競争力を発揮できる

 ➡ 資材や原材料の安定供給が可能

 ➡ 環境変化に適応した事業経営ができる

 ➡ マネジメントやノウハウ等、他人の経営資源を活用できる

 ➡ 急速な多店舗展開や広範囲へ店舗展開が可能

 ➡ フランチャイズ本部が保有するネットワークを活用できる

 ➡ 知名度・イメージ力を活用できる

 ➡ 店名、店舗デザイン、商品構成など享受できる

 ➡ 高い販促効果や、消費者からの信頼度が期待できる

■フランチャイズ加盟のデメリット

 ➡ 加盟金やロイヤルティが必要

 ➡ 本部任せに陥りがちで、経営努力や販売努力を怠る場合がある

 ➡ オーナー権限に限りがあり、決まり事も多い

 ➡ 店舗の独自性を出しにくい

 ➡ 標準化されたシステムで、創意工夫の余地が少ない

 ➡ システムが店舗立地や経営者の能力に合わない場合がある

 ➡ チェーン内で不良店が出ると、同一店舗のイメージも悪くなる

 ➡ 実績を積み上げても、契約解除後の事業へ反映、生かしきれない

 ➡ フランチャイズ本部が弱体化するとその影響をまともに受ける

 

お読みいただけたら、あなたの描く理想とギャップを埋めていただきたい。
これらを知ることで、危険予測が高まるだけでなく、
回避対策も沢山浮かんでくるだろう。
メリット&デメリットについてご理解いただけたら次のステージが待っている

次回はフランチャイズ本部を調査する。