キャンペンの大義名分

 

前回、

 ➡ 集客を目的としたキャンペンやイベントでは失敗する

というお話を列挙した。

 

お分かりだと思うが、集客し売り上げを取りに行く事は、事業であれば当然の事

ただし、目的と目標を混同させてはいけないという話である

つまり、キャンペンイベント中の集客倍増でなく

目的をもって、未来のお客様の囲い込みができなければ

高い費用をかけて販売促進しても、将来的に見れば成功とはいえないと言いたいのだ

 

そう、集客する事だけが目的にならないように

キャンペンイベントの大義名分(目的)明確に計画して欲しいという話だ

「何かイベントやキャンペンをやればお客はくる」

という誤った考えにならないための発信である

 

何故ならイベントキャンペンも失敗すれば、存続すら危うくなることもあるからだ

詳しくはこちらの「半額キャンペンの怖さ」も併せてご覧頂きたい

 

今回はその大義名分について考える事にする

どんなイベントであれば、お客様の心を掴むことができるだろうか

これについては、「どんなお客様を集客したいのか」で話が変わって来る

新規客なのか、固定客なのか、常連様なのか

その方々が、「喜ぶ」であろうイベント内容を検討すべきである

どんな事をすれば喜ぶか?のマーケティング手法についてはまた別で触れたい

 

例えば、魚が売りの居酒屋で

日頃の感謝を込めて「半額フェアー」と言いながら

サイドメニューの揚げ物や、酒の肴を提供して、その効果はいか程だろうか?

「お客様は喜ぶのか」「店の売りを宣伝できているのか」

つまるところ

感謝フェアーと言って、何でもよいからと割引しても

なんの強みも出ないし、お客様へ気持ちも伝わらない、

思い出にすら残す事ができない

そんなフェアーは、やる前から結末が見えている

 

やはり、ここは人気商品やお勧め商品、季節商品、売りの魚で勝負すべきだろう

中には、なかなか手に入らない商品、これまで提供した事のない商品でもよいかもしれない

その商品を、「今後の看板メニューへ引き立ててゆくためのもの」でも構わないだろう

イベントキャンペンは、特別で魅力的な商品であることが前提だ

だから「利益が生まれにくいし、利益を求めればお客の心は掴めない」と散々伝えてきた

 

次に、どんな雰囲気でどんなサービスを提供するのか

いつも味わえない非日常を、お客様に体験してもらうことで、

お客様の心に思い出として刻まれる

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「この体験が未来のお客様の数を決める」といっても間違いではない

その為のオペレーション見直しや、トレーニング強化は怠ることができない

 

自店の良さを知ってもらう事がキャンペンであり

最高の状態を作り上げてお披露目しなければもったいない

このステージを成功させるか、失敗させるかは

店長の力量であり、醍醐味であり、一番の遣り甲斐でなかろうか?

 

心に残るキャンペンでなければ、お店を思い出してくれる事は半減してしまうのだ。

もっと簡単に思い出してもらう施策もあるがこの施策については

「思い出し効果を高める思い出し作り大作戦」をご覧頂きたい

 

更にキャンペンイベントは特別な期間である

いつもやっていないからお得感や感動を与えることができる

いつもやっていればそれだけその効果は薄くなるものだ

逆説的に考えると、その催しをやらないとお客様はこないと言う事になりかねない

キャンペンのやり過ぎにも注意が必要である

 

これとは真逆だが、私が取り組んだイベントは、

日替わりでイベントキャンペンをやっていた。

つまり週末意外の平日は全て。

「あの店に行ったらいつも何かやっている」という大義名分を掲げて。

これはこれで反響が高かったが、

お客様を飽きさせない為にいつも奮闘していた事を覚えている。

 

目的がブレずに、ターゲットのお客様へ気持ちを伝え、お店のファンにするためには

なぜやるのか、だれのためにやるのか、

いつやるのか、どのくらいの期間やるのか、

どんな事をすれば喜んでくれるのか、

社会のニーズ、お客様の趣向と常に向き合いながら大義名分を掲げてほしい

その旗印が結束の力となるはずだ

 

このように大義名分を掲げたイベントキャンペンなら

ファンになってくれるお客様も増えること間違いなし

そんなファン作りいつやるのが効果的?

次回はそんな疑問について考えてみたい

 ➡ ゴールデンタイムをいつも満席にすることがお客のジェラシーに火をつける